インシテミル
著:米澤穂信
装画:西島大介
装幀:関口信介
出版社:文藝春秋
発売日:2007年8月31日
定価:税込1680円(本体1600円)
四六判上製
ISBN:978-4-16-324690-1
九冊目です。
過去八冊は、多かれ少なかれビルドゥングスロマンとミステリの割合を比で表すことができましたが、今回はミステリだけです。
充実した学生生活を送るために是非ともクルマが欲しい大学生、結城理久彦。バイトでもするかと情報誌を探しに立ち寄ったコンビニで、彼は指一本分の不足があるという令嬢に出逢います。須和名祥子と名乗った彼女は、高額報酬の仕事を探していると言いました。
彼女のためにバイト情報誌を繰る結城。須和名はふと、ある仕事に目を留めます。『報酬:1120百円』。百の字が誤植でなければ、この仕事の報酬は十一万二千円の計算になります。
間抜けな間違いもあるものだと思いながら、冗談半分で応募する結城。しかし、それが彼の運の尽きでした。
案内されたのは、地下空間。名づけて〈暗鬼館〉。
参加メンバーは十二人。
そしてラウンジの円卓には、十二体のネイティブアメリカン人形が。
……さて、ミステリの始まりです。
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