出版されました
こんにちは。米澤です。
新作「春期限定いちごタルト事件」が発売されました。
年末に流通が休みになる関係上、「春期限定いちごタルト事件」の発売日十二月十八日には非常に多くの点数が出版されたようです。その中から拙作をお選び頂けたなら、これほどありがたいことはありません。
小鳩君と小佐内さんは、恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある高校一年生。きょうも二人は手に手を取って、清く慎ましい小市民を目指す。それなのに、二人の前には頻繁に謎が現れる。名探偵面などして目立ちたくはないのに、なぜか謎を解く必要に迫られてしまう小鳩君は、果たしてあの小市民の星を掴み取ることができるのか?
愛と哀しみのいちごタルトの話です。
連作短編集で、話の組み立てはこれまでの本の中では「氷菓」に最も近くなっています。
基本的な読み味は、帯にもあります通り、コミカルなのではないかと。味が軽い分、いろいろなタイプのミステリを盛り込むことができました。これまでの本を読んで頂けた方にはもちろん、本作で初めて米澤の本を手に取って下さった方にも、肩の力を抜いて楽しんで頂ければと思います。
お値段は本体価格580円、税込みで609円となりました。五百円玉にコインを一枚追加してお買い上げ頂ける金額になればよかったのですが、少し超えてしまいました。いえ、もちろんこのお値段でも、「五百円玉にコインを一枚追加してお買い上げ頂」くことはできるのですが。
装画は片山若子氏にお願いしました。大変素晴らしいカバーになりました。とくとご覧下さい。また、極楽トンボ氏に解説を書いて頂きました。氏のファンの皆さん、ご一読いただければと思います。
よろしくお願いします。