ラブコメです


 こんにちは。米澤です。

 近況を報告します。
 先月の空き時間はなんだかずっと家にいました。外出したといっても書店と病院と喫茶店ぐらいです。まあ、しかし考えてみれば先々月も似たようなものでした。ははは。かねて予定の「そうだ、国友村へ行こう」計画がなかなか実行に移せません。
 連邦軍(連合国軍じゃないですよ)がマーケットガーデン作戦を仕掛ける「氷菓」の三作目は、どうやら世に出ないようです。残念ですが、おかしなことではありませんかね。

 ではどうしましょうかと相談しているうちに、こんな話が出ました。
「ラブコメでいきましょう」
「ラ、ラブコメですか。ラブコメっていうとあれですか、クリスマスとか」
「そう、そのラブコメで」
「登校時はいつも通りアツアツの二人、でも午前中にひょんなことからお互いを誤解して、正午には冷戦状態、午後にはその状況につけこむ横恋慕のあの娘が余計なことをしでかして、でも放課後にはお節介なあいつがお互いの誤解を涙で解いて、悔いた二人は夕暮れの町をお互いの姿を求めて探しまわりでも非情なすれ違い、日が沈む頃に思い出の公園でようやく邂逅、ごめんねの一言がやっと言えたところで雪が降ってきて『わあっ、雪っ!』『ホワイトクリスマスだね』でおしまいというあのラブコメですか」
「そうそうそんな感じのラブコメです」
 というわけで次作はラブコメ。

 無茶言いなさんな。
 でも次は「手作りチョコレート事件」です。いやほんとほんと。


(9月4日追記:三作目は「出ない」わけではないです。単にここでご紹介した原稿がいろいろ時宜を得ずしばらくおあずけ、というだけの話でして。三作目としては別のものを試しています。どうかご心配なく)